日本有数の二十世紀梨の産地、鳥取市福部町。
熟練した梨作りの達人たちが、丹精込めた栽培管理を行っています。
鳥取といえば梨。梨といえば鳥取。日本有数の二十世紀梨の産地でもある鳥取市福部町は日本海と梨畑の美しい地域です。私たち山湯山果実組合は、古くより梨の栽培をしてきました。果樹園からは鳥取砂丘と日本海が望めます。そんな恵まれた自然環境に育てられ丹精込めて梨を作っています。先代からそそがれてきた愛情たっぷりの甘くてみずみずしい梨。そんな山湯山の梨を自信を持って皆様にお届けすることを約束します。
鳥取砂丘
日本最大規模の起伏を持つ砂丘として知られる「鳥取砂丘」は、山陰・鳥取県東部の日本海沿岸、鳥取市福部町にあり、東西16km・南北2km・最高起伏47mに及びます。鳥取砂丘では、風とさらさらの砂により造りだされる美しい「風紋」や、砂丘の中のくぼみのようになっている「すりばち」を見ることもできます。
鳥取砂丘には観光用のラクダに乗って砂丘を遊覧することも出来ます。ラクダに乗って記念撮影してみるのも楽しみのひとつ。砂丘には木や岩などの障害物もなく、初心者からでも大丈夫という事で、パラグライダーなどのスカイスポーツも人気です。
山陰海岸ジオパーク
山陰海岸ジオパークは、京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)にまたがる広大なエリアを有しており、山陰海岸国立公園を中心に、京丹後市の東端から鳥取市の西端まで、東西約120km、面積は2458.44㎢で、東京都よりひとまわり大きい広さになります。
山陰海岸ジオパークの最大の特徴は、約2,500万年前にさかのぼる日本海形成に関わる火成岩類や地層、日本海の海面変動や地殻変動によって形成されたリアス海岸や砂丘をはじめとする多彩な海岸地形など、貴重な地形・地質遺産を数多く観察できます。
福部砂丘らっきょう
鳥取県では、江戸時代かららっきょうの自家用の栽培があったと言われ、本格的に栽培が行われたのは、大正3年、浜本四方蔵氏が現在の福部町海士に50アールの砂丘畑で栽培に成功したのが最初とされます。
福部町は起伏豊かな丘陵の砂丘畑地帯で、日本海の荒風を受ける気象条件の中、「らっきょう」のみが栽培可能な作物として継続されてきました。現在、砂丘地の約113ヘクタールで栽培され、生産者数79人、生産量約 1,600トンの出荷を計画しています。品種は福部在来の「らくだ系」のみです。JA鳥取いなば管内の基幹品目となっています。